Question1.バイオマスプラスチックはどこで入手できますか?
バイオマスプラスチックの供給は、現在は、メーカーの数も少なく限られています。どんなバイオマスプラスチックがどんなメーカーにより供給されているかについては、日本バイオプラスチック協会のホームページの「バイオマスプラ識別表示制度」のポジティブリストAをお調べください。 また、バイオマスプラスチックを使った、コンパウンド、フィルム、シートなどの中間製品については同じくポジティブリストCをご覧ください。 いずれも、バイオマスプラスチックとしての本質的な性質を確認された製品が見つかるはずです。
Question2.バイオマスプラスチックの使用について国などの優遇措置はありますか?
バイオマスプラスチックを積極的に活用して行こうという方向は、バイオテクノロジー戦略大綱、バイオマス日本総合戦略など、国の基本的戦略上にもはっきりと記載された方針ですが、バイオマスプラスチックを使ってさえいれば何か優遇されるということはありません。プラスチック製品として、総合的に判断することが基本です。
Question3.グリーン購入法特定調達品目に、既に登録されたバイオマスプラスチック製品があると聞いたのですが?
はい。窓付き封筒、クリアホールダー、OHPフィルムなどの文具類、OAフィルター、ノートパソコン、ニードルカーペットなどが2008年までに登録されています。グリーン購入法の特定調達品目は、環境負荷低減に寄与することが前提ですので、登録の規準は、植物原料のプラスチックを使っていて、環境負荷低減が確認された製品となっています。
Question4.バイオマスプラスチック製品を見たり、詳しい話を聞いたりする機会はありますか?
日本バイオプラスチック協会では、例年、ニュー環境展(5月)や、エコプロダクト展(12月)などの、展示会の機会に、会員各社の協力を得て、特別展示ゾーンにおけるバイオマスプラスチック製品開発の現状やバイオマスプラ識別表示制度の取り組みを紹介したり、主催セミナーの開催による最新情報の提供などを行っています。