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日本バイオプラスチック協会(JBPA)Japan BioPlastics Association
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グリーンプラ識別表示制度とは

 生分解性プラスチックは、その微生物分解性により使用後の環境負荷低減につながる環境配慮型のプラスチックです。しかしその機能を有効に活用するためには一般の非生分解性プラスチック製品との識別、分別回収が必要な事に加え、分解した後も土壌などに悪影響を与えない安全性の保障が必要です。グリーンプラ識別表示制度は、こうした生分解性の基準と、環境適合性の審査基準を満たした製品に「グリーンプラ」のマークと名称の使用を認め、一般消費者への正しい理解を広め、正しい使用法と製品の普及を促進する目的で取り組まれている認証識別制度です。


  • 2016.09.06 「G-4ポジティブリスト記載に要する試験方法及び認定試験機関」を改訂しました。
  • 2016.01   シンボルマークのロゴ・フォーマットを 更新いたしました。
             会員用ページの 「委員会議事録」の「識別表示委員会」をご覧ください。
  • 2015.08.07 「グリーンプラ・シンボルマーク使用の手引き」を改訂しました。
  • 2015.08.01 「G-4ポジティブリスト記載に要する試験方法及び認定試験機関」を改訂しました。
  • 2015.07.01 G-2識別表示制度運用規約を改訂しました。
  • G-4ポジティブリスト記載に要する試験方法を改訂しました。
  • 2013.11.01 G-4ポジティブリスト記載に要する試験方法及び認定試験機関を改訂しました。
  • 2013.03.01 G-3ポジティブリスト作成基準・G-4ポジティブリスト
    記載に要する試験方法及び認定試験機関 を改訂しました。
  • 2013.03.01 基準改訂に従い、様式X-1、様式T-1、様式V-1を改訂しました。
  • 2012.07.01 グリーンプラ識別表示制度、識別表示制度運用規約、
    グリーンプラ・シンボルマーク使用の手引きを改訂しました。
  • 2009.10.22 「グリーンプラ製品のバイオマス由来表示」制度を廃止しました。
  • 2009.10.22 基準類記述の不明瞭な箇所を修正しました。
  • 2007.06.27  PL作成基準を改定しました。
    (1) 生分解性接着剤のPL記載基準を追記。
    (2) 特殊機能を有する微量高分子材料の使用に係る基準改定。
お知らせ

制度発足の背景と経緯

生分解性プラスチック研究会(現・日本バイオプラスチック協会)は、通商産業省基礎産業局長諮問機関(当時)であった“生分解性プラスチック実用化検討委員会(*1)”の提言(*2)に基づき、一般プラスチック製品との識別のための基準作りを1996年から進めてきました。

(*1)委員長:土肥義治氏(現・理化学研究所本部長)
(*2)報告書:新プラスチック時代の幕開け(1995)

グリーンプラ識別表示制度は、同省生物化学産業課が(財)バイオインダストリー協会(JBA)に 委託した「バイオインダストリー安全性向上調査―生分解性プラスチック安全性などに関する調査―」 の中で制定した原案を規準としており、第3者性(公開性・中立性)が極めて高い認証制度の一種といえ、 さらに、日本に先行して市場の成立しているEU及び北米における同種認証制度との整合性も高いことにも 特徴があります。本制度は、1998年度に骨子がまとめられ、1999年度に生分解性プラスチック研究会での運営を前提に した制度案を作成、2000年度通常総会で承認を得、今日にいたります。


本制度の目的

生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同様に使うことができ、使用後は自然界に存在する微生物のはたらきで、最終的に水と二酸化炭素に分解されます。コンポスト施設(*3)で有機性廃棄物(*4)一生に微生物分解を受け、コンポストとして土壌改良材となるグリーンプラは、(*5)、バイオリサイクル資材であり、今日のプラスチック廃棄物問題の切り札的存在ともされています。

(*3)堆肥化施設
(*4)家庭生ゴミや農産物残骸・畜産排泄物等
(*5)このことから、海外ではグリーンプラはコンポスト化可能(コンポスタブル)資材と位置づけられています。欧米における識別ロゴは、ドイツ:kompostierbar、ベルギー:OKcompost、北米:compostableです(何れも“コンポスト可能”という意味です)。


なお、グリーンプラ製品を含む有機性廃棄物から製造したコンポストの安全性についてはモデル事業を通して確認されています。当研究会は、グリーンプラが資源循環型社会の基盤的な補完資材であるとの認識から、普及促進を使命とします。このため、識別基準を明確にし、グリーンプラ製品が環境負荷の低いプラスチック製品であることを、一般消費者に認識して戴き、利用促進を図るために、本制度が制定されました。


識別表示認証マーク(例)

グリーンプラマーク
No.XXXX


制度概要

有害重金属類を基本的に含まず、生分解性と安全性が一定基準以上にあることが確認された材料だけから構成されるプラスチック製品をグリーンプラ製品と認定し、製品にシンボルマークをつけることを許可する制度です。生分解性と安全性を確認した材料については、その全てを予めポジティブリストとして公開します。樹脂加工メーカーの方々は、製品を成形する為に使うことのできる材料、例えば添加剤や色材等について、ポジティブリスト記載物質かどうか事前に確認することができます。ポジティブリストに記載されていない有機化合物を使用したい場合には、その化合物について生分解性と安全性が確認されたことの分析証明書を添えてポジティブリスト物質として追加申請して戴きます。ポジティブリスト方式によって、消費者の方々は常に安全性・生分解性が確認された材料を知ることができます。

目的: 一般プラスチック製品との識別を明示することにより、消費者へ環境適合製品であることをアピールする。
骨格: 基本属性  :「生分解性」と「安全性」が確認された材料の提供
製品構成  :ポジティブリスト方式(基本属性の確認された材料を開示する)
生分解性  :JIS法に基づいた測定+国際基準と整合しうる基準
環境安全性:法規制のある毒物・危険物でないこと
識別表示法:統一シンボルマーク
運営: 資格:正会員、賛助会員、マーク会員
機関:識別表示委員会


グリーンプラ:JBPAによる識別基準

①ฺ 生分解性
グリーンプラ製品に使うことのできる有機化合物は、紙・樹木等の天然有機物か、あるいは生分解性が国際標準分析法に基づいた生分解速度で60%以上のものに限られます。この生分解速度は、有機廃棄物や紙・樹木等と同じ程度にコンポスト施設内で微生物分解を受けることを意味します。つまり、紙や樹木よりも遅い微生物分解を受ける有機合成化合物はグリーンプラ製品に使うことはできません。グリーンプラ製品の再資源化とはコンポスト施設によるコンポスト化が本来の姿と考えられるからです。

②ฺ 安全性
グリーンプラ製品に使うことのできる有機化合物は、天然有機物、食品添加物として登録されているもの、あるいは一定の安全性が確認されたものに限られます。法によって毒物・危険物と指定された化合物は認められません。


期待される効果

環境適合性を満たしたグリーンプラ製品を、正しい再資源化の方法(*6)と共に消費者の方々にご理解戴きたいと願っています。

(*6)原則は、コンポスト施設内処理です。

庭等の土中に埋めて微生物分解させることも可能ですが、完全分解するには半年から数年の時間(紙や樹木と同様の時間を必要とします。また土壌の温度・水分・PHやグリーンプラの種類により違いがあります)がかかります。つまり生分解性といっても、コンポスト施設がインフラとして整備されるまでの期間は一般のプラスチック製品と同様の廃棄処分(焼却・埋立)とせざるを得ません。循環型社会の基盤施設としてコンポスト施設の整備が期待されます。


グリーンプラ識別表示制度の必要性

1999年、国際標準化機構(ISO)から正式条項として発行されたISO14021は環境宣言の用語に関わる条項で、2000年7月にはJISQ14021(環境ラベル及び宣言―自己宣言による環境主張)として我が国でも工業規格として発行されました。“環境に優しい”、“生分解性”といった言葉も根拠のある分析事実等に基づいて初めて使用可能となります。生分解性プラスチックについても、国際合意に基づいた定義・基準に対応した取扱い・取り組みが不可欠です。


運営体制

識別表示委員会:体制と機能

グリーンプラ識別表示制度は、日本バイオプラスチック協会の中に識別表示委員会を設けて運営されます。
委員会は、

・ グリーンプラシンボルマーク使用申請を審査する審査部会
・ シンボルマークが正しく使用されていることを調査・確認するマーク管理部会
・ 識別基準の妥当性を検討する基準検討部会
・ 事務手続きを担当する事務局

から構成されます。

正会員・賛助会員意外でグリーンプラシンボルマーク使用を希望される方には、マーク会員(含む期間限定マーク会員)になって戴きます。その後、所定の様式に従い、製品構成材料を全て正しく明記して戴き、同時に重金属類等の含有量も提示して戴きます。製品を構成する材料は全て当研究会が公開するポジティブリスト掲載物質であることが前提となります。ポジティブリストは、オフィシャルウェブサイトで公開しておりますのでご参照ください。なお、ポジティブリストは、生分解性・安全性に関わる最新情報を反映させて、逐次更新しております。


海外におけるグリーンプラ識別表示制度

ドイツではDIN CERTCO(ドイツ工業規格認証機関)が、DIN EN13432及びASTM D6400に基づくコンポスト化可能プラスチックの識別表示制度を運営している。ベルギーではVinçotteが、EN13432に基づくコンポスト化可能プラスチックの識別表示制度(OK compost)を運営している。米国ではBPI(米国生分解性プラスチック製品協会)が、ASTM D6400に基づくコンポスト化可能プラスチックの識別表示制度を運営している。


グリーンプラ識別制度の国際統合化

JBPAは、2001年12月に、BPI(米国生分解性プラスチック製品協会)及びDIN CERTCO(ドイツ工業規格認証機関)とグリーンプラ識別表示制度に関する業務提携を結びました。また、2004年10月にはBMG(中国生分解性プラスチックグループ)と、更に2008年10月には、TBIP(タイバイオプラスチック工業協会)とも同様の業務提携を結びました。
ISO/TC61(プラスチック)/SC5(物理・化学的性質)/WG22(生分解性)で、コンポスト化プラスチックの特性に関する国際統合化が話し合われ、ヨーロッパ規格EN 13432、米国規格ASTM D 6400及びJBPAコンポスト化可能グリーンプラ製品基準を統合したISO 17088(コンポスト化プラスチックの特性)が2008年3月に発行されました。


試験法標準化の動向

ISO(国際標準化機構)の中で、バイオプラスチックに関するISO 規格の制定は、ISO/TC61(プラスチック)/SC5(物理・化学的性質)/WG22(生分解性)及びWG23(バイオプラスチック試験法)で行われています。JBPAは、ISO/TC61年次会議に出席し、ISO規格案の審議に参加するとともに、日本提案によるISO規格を制定してきました。また、制定されたISO規格のJIS化も、タイムリーにおこなっています。

規格内容

試験環境

ISO規格

規格概要

対応JIS

生分解試験

ISO 14851
(日本提案)

好気的水系酸素消費量測定

JIS K6950

ISO 14852

好気的水系炭酸ガス発生量測定

JIS K6951

コンポスト

ISO 14855-1

好気的コンポスト系 第1部 一般的方法

JIS K6953-1

ISO 14855-2
(日本提案)

好気的コンポスト系 第2部 実験室条件下、重量法による二酸化炭素測定

JIS K6953-2

土壌

ISO 17556
(日本提案)

好気的土壌系 二酸化炭素発生量又は酸素消費量測定

JIS K6955

嫌気

ISO 14853

嫌気的水系 バイオガス発生測定

ISO 15985

嫌気的高固形濃度 バイオガス発生測定

JIS K6960

ISO 13975
(日本提案)

高温スラリー系嫌気的生分解

崩壊度試験

コンポスト

ISO 16929

崩壊度試験 コンポスト系 パイロット

JIS K6952

ISO 20200

実験室でのコンポスト系の崩壊度試験

JIS K6954

仕様

コンポスト

ISO 17088

コンポスト化プラスチックの特性

試料調整

すべて

ISO 10210
(日本提案)

生分解試験法の試料調整ガイドライン

 

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